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新型うつ病は合併症が多い?

「新型うつ病」は不安障害(パニック障害、社会不安障害、強迫性障害など)を合併することが少なくありません。
不安障害(パニック障害、社会不安障害、強迫性障害など)が先行し、しばらくしてうつ病が発症する場合やほぼ同時にうつ病と不安障害が発症する場合がほとんどですが、うつ病が先行する場合もまれに存在します。
気分や体調の変化では、従来型は時間や場所は関係なく継続して気分が落ち込みますが、新型は浮き沈みが激しくなり、会社や仕事中、イヤなことでは気分が悪くなり、自分が好きなことや興味があることには元気で活発に行動が出来るので休日は元気になります。
新型の場合では薬は補助的に服用する程度になり、生活リズムを整えたり、転職や引っ越し、人間関係などの環境を変えるだけでうつ状態が軽減されることがあります。
女性の場合は摂食障害と合併することもあります。若者がうつ病で受診した場合、うつ病の症状ばかりに目が向き、不安障害の存在を見逃していることが少なくありません。不安障害の合併は、抗うつ薬や治療方針の選択や治療経過にも影響を及ぼしてくるので、十分な病歴聴取が必要です。
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これはうつ病?

自分でもこれがうつ病なのかどうかというのが分からない場合があります。例えば、うつ病の人の転職についてですが、職場環境が変わり、抑うつ気分・イライラ感もでてきたりします。
あるいは、なかなか仕事に慣れず、上司や先輩に怒られることを考えると憂鬱になるという人もいます。これが普通の人にも起こる症状なのかなんなのか。
この診断としては「適応障害」に該当します。本人にとって大きなストレスがかかったときに、一時的にうつ病には該当しないレベルの軽い「抑うつ状態」を呈しますが、問題が解決すると比較的速やかに改善する状態を指します。
以前は「抑うつ神経症」という診断名を使っていました。ただし、このような症例も問題が解決しない場合には、その状態がずるずると続き、うつ病へ移行していく可能性があります。
軽症うつ病でも時間が経過すると重いうつ病になるということは実際にあることで、軽症だから放置しておいていいということではないのです。

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